お客様から嬉しいお手紙を頂きました

先日お客様からお手紙をいただきました!

お客様からの温かいお言葉が、私たちの大きな励みになります!

これからもお客様の”ありがとう”をたくさんいただけるよう職員一同、精一杯努めてまいります。


私の父は年々転倒を繰り返し、月に数回救急車を呼ぶようになり、糖尿病、心臓・腎臓機能の低下、床ずれもあり、ついにベッドだけの生活になりました。

性格はわがままで短気で、できないことを理解できず、大声で暴れるため家族も病院も手を焼いている状態でした。

病院からも強制退院を強いられ、途方に暮れる中、

きっと利用を断られるだろうと、陽だまり苑の居宅とデイサービスセンターには軽い気持ちで利用を依頼しました。

「いや~大変でしたね。大丈夫ですよ。看る家族が休みましょう」

この言葉で初めて大変だったことに気付きました。

父の入院中、病院や本人からの電話が10回以上もあり、退院してからは毎日のように夜中に数か所のコインランドリーに通い、食事は外食ばかり、私たちは横になることを忘れていました。

ケアマネジャーさんは1つ1つの説明の後に必ず「大丈夫ですよ。」と言葉をくださって、目頭が熱くなりました。介助するための知識、介助し過ぎない知識、福祉用具の知識、家族全員がどうしたら幸せになれるか?事細かくアドバイスをいただき、デイサービス利用に至りました。

デイサービスの相談員さんの聞き上手の甲斐もあって父は心を開き、怒鳴ることも拒否することなくデイサービスに通うことが決まりました。そして、どこの病院でも強制退院されるような父が、笑顔でデイサービスから帰ってきました。きっと職員さんは大変だったでしょうが「みんなそうだから大丈夫ですよ。」と明るく言ってくださいました。お陰で家族全員心から休むことができました。

次の日、父は「うるさい位話しかけられるんだよ。友達もできるみたいだよ。良いところだからまた行きたい」と笑顔で言っていました。ずっと浮腫んでいた水が引き、家族に十数カ月ぶりの笑顔が出ました。言葉では表現できないくらいの感謝しかありません。ありがとうございました。